アンガーマネジメントファシリテーター中川淳の「アンガーマネジメントのプロになる方法」

アンガーマネジメントファシリテーターになるためのアドバイスやなってから必要な事をお伝えするブログ

多様性を認める社会にはアンガーマネジメントは必須のスキルである理由

アンガーマネジメントファシリテーターの中川です。

 

昨日のニュースで、初任給に関する話が出ていました。

ひと昔前は、一律が当たり前だったのが、最近は、一律ではない企業も増えてきているという内容でした。

 

業種業態によって異なるようですが、最大で年収に換算して100万円ほど差がある企業もあるようです。

 

また、新入社員で年収が600万円からスタートする企業もあるとのこと。

 

このような、自分自身が過ごした環境と、現在の環境を比較するような内容の情報に触れると、いろんな考えが頭をよぎります。

 

そう、人によってポジティブに感じたり、ネガティブに感じたり、はっきりとしないけど違和感を感じたりなどなど、、、

 

同じ内容の情報を触れても人によって異なる感じ方をする原因の一つに人それぞれが持っている価値観です。

 

皆さんはこのニュースを聞いてどう感じましたか?

(私はというと、、、! ご想像にお任せします。)

 

前置きはこのぐらいにして、、、

 

私たちは同じ会社、地域、コミュニティー、国など、では同じ価値観を持っているものだと信じてきました。

 

しかし、世の中の変化のスピード、情報化社会が発展していくにつれて、価値観の多様化が進んできていると感じます。

 

また、価値観の多様化は今後もより細分化していくのではないかと思います。

 

例えば、これまでは、「飲み会ではじめに飲むのはビール」というものが会社の宴会ではあったと思います。

しかし、今では個々人が飲みたいものを頼む という流れになってきています。

(居酒屋の店員さんが、最初の注文時、今は覚えるのが大変だというニュースもやってました。)

 

これに間違い、正解はないです。

 

価値観の違いがあるだけです。

 

しかし、人は自分と異なる価値観に触れると違和感を感じたり、怒りを感じます。

(私の頃は、ビール以外を注文すると「空気読め」って怒られて経験もあります。) 

  

違和感を感じるだけではよいものの、怒りを感じ相手にぶつけてしまう。これは問題ではないでしょうか?

 

今後、価値観の細分化が進むと思われる中、価値観の違いに対する対処法を持ち合わせていないのは、問題があるのではないかと思います。

 

対応法を持っておく必要があると思います。

 

 

アンガーマネジメントでは、自分自身の価値観を見つめ、自分とは異なる価値観の人とどのように接していくかについて学ぶことができます。

 

もう少しいうと、アンガーマネジメントでは自分の価値観を見つめ、確認するだけでなく、それを他人に見せるというトレーニングまで行います。

 

そして、アンガーマネジメントのプロであるアンガーマネジメントファシリテーターは日々このトレーニングを行い続けることができる人です。

 

多様性を認める社会とは価値観の多様性を受け入れる社会でもあります。

 

そのような世の中がすぐそこまで来ていますが、

これまで通り、自分が思い込んでいるかもしれない「自分の価値観=一般常識=世間と同じ価値観」の公式を当てはめて過ごすのは、自分自身も自分の周囲の人にもあまり建設的ではないように思えます。

 

今、私たちは多様性の社会とこれまでの考え方の社会の過渡期にいます。

 

このような変化の時代に、価値観と上手く付き合える術「アンガーマネジメント」を学び、「アンガーマネジメントを伝えられるプロ」として活躍することは非常に意義深いと思います。

 

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